北欧研修第3日目

写真1:私の部屋の前の幻想的風景。

保育協会の保育研修一行24名元気です。
昨日(21日現地時間)、朝ホテル出発時(8:00)の気温がマイナス12度。

視察が終わり、ヘルシンキに帰る高速から見えた気温の表示、午後3時半の時点でマイナス9度。半端な寒さじゃない。

研修先については、先の加登住報告にあったが、時間が限られているため、世界最高と言われるフィンランドの教育水準が見えませんでした。質問しようとしたが、時間が足りず、明確な回答は得られませんでした。ちょうどランチ前で担当者にとっても一番落ち着かない時間だったためか。

写真2:車窓の風景。朝7時過ぎても薄暗く、夕方は3時過ぎには陽が沈み、夜に仕度が始まる。昼間の太陽は、ぼんやりと幻想的、悪く言えば、気がぬけたように淡い。ああ、サンタクロースのいるラップランドはすぐ近くなのに、、

フィンランドにはいっぱい図書館があり、両親がこどもにいっぱい本を読んであげると聞いた。昨年、青年部特別セミナーで講師をお願いした黒川さんが力説されていた「早寝、早起き、朝ごはん、そして最後の読書」が当地で実践されていることが、フィンランドの高教育水準のかなり重要な要素のひとつかなと青年部メンバーと話をした。

教育費については、大学まで無料、大学の制限はなく、好きなところの入学できる。保育園は朝6時からあいていて、子どもたちは8時に朝ごはん、お昼にランチと2回保育園で食事をとるそうだ。ガイドさんのひとりが「保育園で朝食を出してくれるから助かる」と利用者の立場からつぶやく。となれば、世界一の学力は、保育園での朝食と読書のたまものなのかもしれない。

ディナーのメインはミートボールと蒸かしたポテト。どちらも形がまったく同じで、数も同じ10個ほど。すごく衝撃的な感動をしました! ミートボールは、私にとっては3個くらいで十分だが、がんばって7個まで食べた。ミートボールはヘルシンキの名物なんだろうか?

5時間後、一行は、世界的に有名な絵本作家・トーベヤンソンを記念して建てられた「ムーミン博物館」に出発する。陸路3時間、往復6時間の長距離の旅が価値ものなるよう、この高名な作家の作品を体感したい。

※ 報告:桑原史佳